維持可能な社会を拓く
バイオミメティクス

バイオミメティックスとは、様々な生物がもつ特異機能の本質を物理化学的手法で解明して模倣し、
新しいものづくりに生かそうとする技術です。
弊社独自の三次元微細構造の加工技術により、生物特異機能の模倣を可能にします。

スズキハイテックが実現する
バイオミメティクスの世界

弊社が独自開発した微細構造加工技術により、今までにない機能性をもった構造体をサブミクロンの領域で実現し、バイオミメティクスの技術革新の進展と実用化を後押しします。

弊社のバイオミメティクスの微細加工例

①蛾の目を模倣したモスアイ構造マイクロレンズ微細加工例
蛾の目を模倣したモスアイ構造は、無反射・超撥水のマルチファンクションが可能。

②フナムシの脚を模倣した微細加工例
フナムシの脚を模倣した凹凸構造は、撥水・親水の制御で無動力流路設計が可能。

研究・技術開発

1914年創業の表面処理総合メーカーとして、電子部品・自動車部品のめっき処理などを行っており、これまで自動車業界・医療・航空宇宙・半導体・民生品など多岐に渡る製品へのめっき技術をベースに、新規めっきや難めっきのプロセス開発を得意としています。
お客様の用途に合わせためっきの選定や設計のほか、試作段階から量産品質・コストを見据えたプロセスをご提案いたします。
弊社内で量産体制に近い形でめっき評価できるため、希望通りの仕様でのご提供が可能です。

令和4年度「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」
に採択されました

高アスペクト比3次元ナノ・マイクロ構造体の製造技術によるバイオミメティクスシートの開発
新たな材料および製造技術開発への取り組みとして、予てから生物模倣技術(バイオミメティクス)の概念に基づき、生物の機能の本質を物理化学的手法で解明し、それを応用することで新たな高機能材料の研究を進めてきました。
本事業ではフナムシの脚を模倣した表面微細構造による撥水・親水の指向性ある流路を設計。
弊社の新技術(MEMS/電鋳/成形)によって、アスペクト比10以上もの大面積のバイオミメティクスシートを開発し、瞬時の液拡散機能を持った無動力液体制御システムの実用化を図ります。将来的には積雪・豪雨環境における自動運転車のライダーセンサ・ミリ波レーダの誤動作防止。
カメラ・LEDヘッドライトへの着氷・結露時の視認精度向上等の安全対策として期待されます。